SUMMER SONIC 05@千葉マリンスタジアム&幕張メッセ

サマソニ参戦の日。6時半に起床、軽い朝食をとって1時間ほど後に家を出ます。荷物はヒップバッグにタオルと合羽と替えのTシャツ、腰に去年のCOWNT DOWN JAPANで買ったハイネケンカラビナつきボトルを提げています。新宿から総武線で小岩まで行き友達と合流。他のイベントで幕張へ行く時は東京から京葉線に乗って向かっていて結構時間がかかったような気がしたんですが、小岩からだとすぐ海浜幕張に着いたのでびっくり電車の路線図でしか東京近郊を把握してないので新鮮。
もう入場に長い列があることもなく、チケットと緑色のリストバンドを交換して入場。配られるタイムテーブルには通し穴が空いてるのみで紐など付いてないのがなんかケチってるなぁという感じ(笑)。オフィシャルグッズ売り場はすごい列になっていたので、グッズ購入は早々に諦めました。とりあえずメッセ内を歩き回って位置関係をしっかり把握してから、フードエリアで早速ビール飲みながら喋りながら腹ごしらえ。ポテトと唐揚げとタイカレー。すぐにお腹パンパンになって苦しい思いしましたが…。

ぼちぼち始まり出したのでまずはSONIC STAGEへ行きPAの右横くらいでCaesars観戦。メンバーの顔が判別出来ないくらいの距離。金髪の人がすごい目につきました(他が見えにくかった)。やっぱりiPodのCMの(shuffleだっけ?)"Jerk It Out"のイントロが鳴った瞬間にかなり盛り上りましたね。自分もこれを聴きにきたわけですが。他の曲は全然知らなかったんですが、キーボード(オルガン?)が鳴ってる曲に好みの曲が多い感触でした。客はかなり入っていたようで、一旦SONICを出た友達が入場規制にハマってしまったほど。

Little Barrieを諦めた友達とISLAND STAGEへ移動。初NATSUMENです。入りもちょうどいい感じで、比較的前で充分ノリながら観られました。なんと、大きなセミの声をオープニングSEにしての登場。AxSxEさんアインさん観たの何年ぶりだろう?大分昔にライブビートか何かの公録でPOLYSICSと一緒にBOATを観たような記憶が…。AxSxEさん他のメンバーがひたすらに混沌を紡ぎ出してる中、アインさんが何か元気いっぱいにギターでそれを支えてるような感じがしました。AxSxEさんとドラムの人のアクションからなかなか目が離せず。最後に"Natsuno Mujina"をやってくれたのがたまりませんでした。欲を言えば"New summer boy"も聴きたかった。中盤はカオスすぎてちょっと置いてかれた感じもしたので。でも大満足。

再びSONICへ。このメンバーの人がやってるThe Postal Serviceを先に知って好きだったので、このデスキャブを観ようと思いました(こっちが本家みたい)。出だしは静かに、子供に聞かせる寝物語のような雰囲気。そして予習のため借りた『Transatlanticism』の1曲目へ。ここから静謐さは残しつつも時々激しさを見せるような流れへ。でも終止ボーカルの声は優しげな感じでした。さっきのNATSUMENとは対象的なドリーミーなひとときでした。MCで他の日本語を差し置いて「大丈夫ですか?」と言っていたのにウケました。

The Miceteethを観にBEACH STAGEへ行く友達と別れてROCK STAGEを目指します。が!現在PUFFY AMIYUMIがプレイ中のROCK STAGEには入場規制が!PUFFY人気ももちろんですが、次のカエラを観たい人間も相当いるということでしょうね。しょうがないのでしばらくその場で人に囲まれた状態で立ち尽くし過ごす時間。暑い暑い暑い暑いこれまで気にならなかった汗がうざい〜〜。警備に文句いう人も居る中、ひたすらにじっとして待ちました。直立不動のまま40分くらい経ったでしょうか?そしてようやく少しずつの入場が始まった時……。規制を解く前にさんざん「全員入れるから決して押さないで」とアナウンスされてたものの、あっさり後ろや横から押し込まれましたよ。前方ではバキバキメキメキと柵の破損する音。さほど前では無かった自分の位置でも将棋倒しになりかける事態。主催者側のしきりももちろん悪かったですが、これは客側のマナーも大問題だなと思いました。その後、砂時計のくびれみたいな入り口から数人ずつ入場し、ようやく人いきれから開放。早速ROCK STAGEへ足を踏み入れてみれば後方にはかなりの余裕があり、脱力…(安全上ある程度の余裕をみるのは当然ですけどね)

バンドがサウンドチェックしてるような状態から、スーっと本編へ移るようなライブ開始でした。最初の曲は"You know you love me?"。サマソニも迫った頃にsakusakuご意見番の件があったので多少の心配はありましたが、始まってみればテンションも高くステージを左右に動き回るカエラ嬢でした。衣装は水色のTシャツに、ピンクのパンツ。なんかパステルな感じがイメージと少し違って新鮮でした。中身はこれまで通りだったけど(笑・MCとか)。そういえばモヒカンのギターの人がいなかったような…左側のギターがそうだったのかなよく見えなかったけど。この人もファッションの傾向が全然違ったような…。ノリのいい曲を中心にやって、自分が特に好きな"リルラリルハ"と"誰"を聞けたところでROCK STAGEを後に。本当は最後まで聴いてたかったんですが。
自分の去り際のMCでは、「二つみんなに伝えたいことがあるの」と言って「FLASHに袋とじでスクープされた事」「奥田民生プロデュースで新曲発表する事」を喋ってました。ちなみに前者の内容は「乳首立ち水着」(笑)。立ち去った後で新曲でもやったのかと思ってましたが、そういうわけでも無かったみたいですね。

かなりのカエラ好きながら途中で切り上げたのは彼らを観るため。もうスタートしている時間だったので、これは入場規制モノかななどと思ってたんですが、拍子抜けするほどすんなり入れました。上はがらんとしていて、でも下には人がたくさんのこのSONIC STAGEに、Bloc Partyの音はよく合うなと。屋外よりもこの屋内の雰囲気が良い。リズムを始め、それぞれの音が良く響いてくる感じ。お陰で終止楽しく踊りながら観ることができました。曲中に客が手拍子をとるシーンも何度か。遅れてきたのも忘れるほどたっぷり聞けた気がするくらい楽しみました。

友達と合流後、Teenage Fanclubが気になりつつもマリンスタジアムへ歩いて移動。途中のアーティストグッズ売り場でNATSUMENのいい感じの紫のTシャツを見て欲しかったんですが、サイズが無かったので断念。潮風浴びながらたどり着いたスタジアム前で、とりあえず再び腹ごしらえをします。キーマカレー(カレーしか能がない)。スタジアムに入場する時にまず階段でスタンドへ上がるので「アリーナへもう降りられないのか?」と戸惑いましたがそんな事も無く、アリーナ左後方(ダイヤモンドとかベンチのある側)へ陣取ります。前方(スコアボード側にステージがある)のブロックは入場規制されてる模様。もう陽も暮れかけて暑さもやわらいでいるので帽子は必要無し。MARINE STAGEにはメッセの各ステージと違って大型ビジョンも併設されてるのでグッドです。しかし球場でライブ観るのなんて初めてなので、ぐるっと上に見渡すスタンド席を見て独り興奮してしまいました。

1stから最新作までの満遍ないベスト的なセットリストで文句無い感じでしたね。全部聴いたことある曲という(weezerが、数少ない「自分がアルバム全部持ってる向こうのバンド」ってのもありますけど)。会場全体も、次の曲がどれか分かる度に歓声が上がるような感じで。スペースも充分だったので気持ちノリも強めで聴いてました。が!マリンのアリーナの地面は人工芝をシートで覆ってあるんですが、ここで足に力を載せつつ身体を揺らしてると…足が痛くなる!!微妙な芝の抵抗が…。終わりの方にはしんどくてじっとしてるか興奮させられて跳ねてるかという感じでした…。近くに「よく疲れないな〜」というくらいピョンピョン跳ね続けてる人とかいたんですが、かえってその方が足が疲れなくて(テンションも上がるし)良かったのかもしれません。
風向きのせいか音が偏って聴こえたりもしましたが、スタジアム級のパワーを見せてくれたweezerはあっという間に終了。アンコールあるかと期待しましたが、残念。

  • The La's

続くoasisにはあんまり興味が無かったので、The La'sを観ておきたいという友達に合わせてメッセへ戻ります。疲れてたのでシャトルバスで。到着後メッセに再入場したところで聴こえてきたのが、有名な曲"There She Goes"の始まり。急いでSONIC STAGEへ走りました。友達は要するにその曲が聴きたかったということなので、タイミング良かったですね。あとは踊ったり座ってまったりしたりしながら鑑賞。La'sの事は全然知らなかったんですが、結構祭りを締めくくるのにしっくりくる曲の数々でした。良い意味で、米英のハイスクールとか大学の卒業パーティで学生バンドがやってるような、甘酸っぱい感じを受けました。

これにてべくのサマソニゼロファイブは終了!来た時と同じコースを辿って帰途に着きました。まだoasisが(たぶん)やってる間だったからか、電車も混雑することなく。友達と別れてから明大前の一風堂でラーメン食べてたら、「暑いなかおこしいただき(中略)団扇作ったのでどうぞ」と言われたのを断れず、荷物が増えました。