『オーバーマン キングゲイナー』第23話 復活のオーバーデビル

前回の雰囲気からとんでもない事をやらかしそうだったアスハムが、シンシアを追おうとするキッズ・ムントを「ここは退きましょう」と引き留めている。普通だ…!オーバーデビルに何やら話しかけてはいたけど。必死にシンシアを取り戻そうとするキッズが少し意外。単なる「使える子供」として手なずけてるのではなくて、それなりに情も抱いてたのか。
アガトの結晶を飛び出したオーバーデビルは、止めにかかるブラック・ドミ舞台を無惨に撃墜し、氷の門(アイシングゲート)を開こうとする。ここでアスハムがまた知ったかぶって出てくる(笑)。ドミネーターの凍った腕が鍵の形状に変化して、オーバーデビルの内側の空間(?)への侵入に成功するアスハム。腕が鍵になるのがキン肉マンを思い出した…トーナメント戦の時の。
オーバーデビルにやられそうになってゲインに助けられたキッズと、凍り付けになっていた老女マルチナ・レーン(シンシアの祖母)はヤーパンの天井で取り調べを受ける。ヤーパンを散々邪魔してきたキッズの着替えが「I (はぁと) YAPAN」プリントのトレーナーだったりの小ネタがいい。何の打算も無いアナ姫が温かいスープを差し出して、マルチナが心を開くシーンは良かった。あとはヤーパンの手伝いをさせられる事になったシベ鉄3人組と、アデット姐さんのコントとか。
アスハムはオーバーデビルを操るような事を言っておきながら、これから何処へ向かうのかも分からない状態。間抜けなアスハムが戻ってきたよ(笑)!でもいろいろな局面に絡んでくるのでなかなか迷惑なやつだ。
全体的には、まあ繋ぎの話といったところ。