『オーバーマン キングゲイナー』第22話 アガトの結晶

今回のはすごい面白かった!クライマックス導入で盛り上がりまくり。話とか絵とかアクションとかキャラの関係とか、全部がガッチリ噛みあってる感じ。
空中要塞「アガトの結晶」でヤーパンの天井都市ユニットへ攻撃をしかけるキッズ・ムント。この攻撃が笑った。「アガト・グラビティー!」とか決めてるけど、乗っかって押しつぶしてるだけかよ(笑)!!しかし止め絵でメシャ、ドズンと描かれただけだけど、迫力はあった(ていうか実際かなりの死傷者が出たのでは…)。
シンシアを助けにアガトの結晶へ乗り込むゲイナーとサラ、それにゲイン。キングゲイナー&エンペランザvsブラックドミの戦闘は見応えあった。
どさくさに紛れてオーバーデビルへ向かうアスハム。この辺から狂気が見えてきて引き込まれるものが。やっと到達したオーバーデビルのコックピットは、無情にも「センスが無いから」(byキッズ・ムント)溶けてしまう。暗躍してたつもりがキッズに筒抜けだったアスハム。嗚呼。しかしここにキングゲイナー乱入で、アスハムチャーンス!キッズ・ムントの顔面に鉄拳を叩き込む。燃える展開。
と思ったらキッズ、強ええ…!さすが悪のボスっていうか、くぐり抜けてきた修羅場は若造とは比べ物にならんとばかり、殴り合いでは一方的だわ、銃を向けられても手首を返して躊躇なく逆に撃ち殺そうとするわ、ごめんなさい気持ち悪いおっさんとか言ってって感じ。この辺のアクションはすごい気合いが入ってて目が離せなかった。
しかしまたもやアクシデントでチャンスが回ってきたアスハムを止めるシンシア、張り倒すアスハム。前もサラに手をあげてた事あったっけか。まあそれだけ必死ということで。ていうかこの辺からアスハムの声優さん(エアマスで深道役)の演技がキレてくるなあ。
怒ったシンシアがオーバーマンを操作するような動きをしたとこで、「あぁ…シンシアはゲーム育ちの子だから…ついに」とアスハムと同じ思考をしてしまった自分は負け組。まさかそこでコックピットが湧き出てくるとは。シンシアを包むコックピットに拒絶されて腕を凍らされるアスハム。本日最も激しく浮き沈みを体験している男(笑)。そして最後に、シンシアを選んだオーバーデビルに向かっての悲痛な訴え。声優さんすごい演技。
早く続きが観たくて仕方のない展開。すごいなあ。
(ところでオーバーマンもバリバリ動き回ってる状況で、前回アスハムが毛長象に乗っていた意味ってあったのだろうか…?凍らすオーバースキルをオーバーデビルの呼び水にしたかっただけかな?)