東京国際アニメフェア2004『ジョジョの奇妙な冒険』プロモーション映像

正面から入場してけっこう歩かされ、ようやく入場。何はなくとも、ジョジョ第一部のプロモーション映像が紹介されているというIMAGICAのブースに直行。割と小さなブースで、今のイチ押しとみられる作品(『爆裂天使』ってあった)の映像コーナーで文字どおりブースの一角を占めており、残りは物販のカウンターとそこに据えられたモニターがあるくらい。「足を踏み入れる」タイプのブースではなく「前に立って足を止める」ブース。
で、肝心のジョジョについては、ブース内に全く情報がない!壁にポスターも貼ってなければチラシみたいのも無い。まぁそのことについては事前情報*1で知ってたんですが。以前のOVA版と同じ製作会社らしいので、よく観察すればその時のDVDでも並べてあるだろう…なんて思ってたもののそれすらも無いので、本当にここでジョジョ映像が観られるのだろうか心配で仕方ありませんでしたよ。
しかし良かった。固まったまましばらくモニター前に仁王立ちしてたら、ちゃんと始まってくれましたよ。他のプロモ映像は切り替わって即キャラが動いて始まる感じなんですが、ジョジョのは暗転してクロックワークスのロゴが表示されてからスタッフクレジット、そこへ石仮面のアップや走る馬車のシーン挿入で始まる、予告編を意識したつくり。
とりあえず今文庫本一部を引っ張り出して、話の順に「あったシーン」を列記してみようと思います(あくまでべくの曖昧な記憶によるもので確実なものでは無いことをご了承ください)

  • 走る馬車。ディオが乗ってるものかと思ったけど、周囲が暗かったので過去に事故を起こした馬車か?普通に暗雲たちこめるイメージのシーンかも
  • 少年ジョジョがエリナと楽しそうに追いかけっこ
  • 屍鬼街から吹き出してくるように激しく舞う雪
  • ナイフの刃を握った手の傷から血が流れ落ちるジョジョ(「石仮面 2」の扉になってる絵)
  • 向こうから走り襲いかかってくるスピードワゴン、東洋の神秘、刺青(ナイフのシーンと前後しますがこの順番でした)
  • 誰が被ったのか分からないが、骨針が飛び出し脳を「押す」石仮面
  • 屋敷のドアを開け登場するジョジョ、振り返るディオ(肩に羽飾り?がついてたからたぶん警察に追いつめられる前のシーン)
  • ジョジョの腕のなかで息絶えるジョースター
  • ともに猛火へ落下するジョジョとディオ
  • 火に包まれるジョースター邸外観
  • 焼跡を漁り石仮面を発見するワンチェン(これが映像ラストみたいな感じで、カメラがひいて「ジョジョの奇妙な冒険」タイトルがフレームインしてくる→「ジョジョの奇妙な冒険 第一部製作決定!」)
  • ジョジョが触れた枝の枯れかけた花が再生
  • 崖の上にディオ登場、牙を見せる
  • 雑魚屍生人に囲まれるもののそれを一気にはじき飛ばす?ようなアクション
  • その岩場を駆け昇っていく
  • ツェペリを攻撃しようとしたディオの拳をジョジョが止める
  • 水中に飛び込んで対峙するジョジョとブラフォード
  • 崖が崩れて騎士修業場の遺跡が現れる
  • 波紋で服が破れ上半身裸でマッチョなジョジョ、襲い来るタルカスの腕を波紋の手刀でまっぷたつに切り裂く
  • 美しいエリナのアップ

こんな感じだったでしょうか。これでせいぜい2分あるか無いかの尺。ネタバレになるからか洋上のシーンは特に無かったですね*2。絵柄はやはり前の第三部OVAに近いですが、ほとんど違和感は感じませんでした。重厚な雰囲気が第一部にあってるのかも(というかゴツイキャラがあってるのか(笑))。ジョジョとかディオとか普通にかっこよかったです。
あ、あとそうそう、声はほとんど(全く?)無しで全編音楽と効果音でした。なのでそのへんの印象はゼロ。プロモフィルムとしての雰囲気は出てたけども。
映像を観終わったらブースを後にして、他をちょろちょろ観ては時々様子を見に戻り。ジョジョ映像がやってたらまた観る!という感じで、結局4回くらい観ました。何分に一回ぐらいのループでやってたんだろう??ジョジョの度に張り付いてたので「このジョジョヲタが」と思われてたことでしょう(笑)。
今回はダニーや切り裂きジャックやポコ姉弟、ダイアーさんらの出番は無かったわけですが、完成した劇場版ではバッサリとおお…ちょん切られるゥウウウウウ…事のないよう祈りたいものです。

*1:昨日寝坊した恩恵

*2:今さらネタバレを気にするものでもないけど…